[su_box title=”この記事に書いてあること” style=”glass” box_color=”#2dd23c” radius=”4″]
- MACDとは?
- RSIとは?
- ストキャスティクスとは?
- オシレーターの使い方について。
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[su_box title=”この記事で解決できること” style=”soft” box_color=”#5d8efc” radius=”4″]
- オシレーターは何を使えばいいか?
- どのように使えば良いか?
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この記事では、一般的なオシレーターの種類や考え方についてまとめています。
オシレーターを使おうと思っているけど何をどのように使えばいいか分からない。
そんな方はしっかり読み進めて下さいね。
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一般的なオシレーターについて
今回は
- MACD
- RSI
- ストキャスティクス
について書きます。
-MACD
MACDはMoving Average Convergence Divergenceの略です。
これは、移動平均収束拡散法と言って、
使い方としては、
- MACDのゴールデンクロスで買い
- MACDのデッドクロスで売り
と言われていますが、
そもそもMACD自体がEMA(指数関数移動平均線)を使っているので、
ゴールデンクロスやデッドクロスが買いシグナルや売りシグナルになるのは当たり前です。
ただ、デフォルトの設置が
- 短期EMA : 12
- 長期EMA : 26
なので個人的には使いにくいです。
4時間足以上の時間足でゆったり使う分にはまだマシですが、15分足とか5分足でクロスを根拠にしたトレードをしてもクロスしまくって全然使い物になりません。
使う場合は必ず上位足の方向を考えて、買いか?売りか?どちらかだけを狙いましょう。
せめてそれぐらいはエントリーを絞らないと全然勝てませんよ。
MACD自体は、「2本のEMAの線同士の差」を表しています。
↓↓
だから、ダイバージェンスが起こります。
ダイバージェンスは、
- 上昇トレンド中に高値を更新しているのに、MACDは下がっている状態。
- 下降トレンド中に安値を更新しているのに、MACDは上がっている状態。
を指します。
チャートで見ていくと、
↓↓
下降トレンドで安値は更新しているのに、MACDは少し上がっているのが分かると思います。
これは、
『安値の更新幅が狭くなってきた』
ってだけです。
『ダイバージェンスが出現したらトレンド転換の可能性が高くなる』
とか言われますが、
『上位足の方向に向かうダイバージェンスが出現すれば』です。
ダイバージェンスはあくまでそろそろかな?っていうものを示すだけ。
厳密に反転を判断するにはダウ理論を理解しておく必要があります。
MACDはオシレーターというよりはトレンド系の指標ともとれるインジケーターなので、
僕の個人的な意見としてはMACDは必要ありません。
↓↓
トレンド系インジケーターを使ってるなら、それだけを見れば良い。
今回はボリンジャーバンドを表示させていますが、
トレンドでもレンジでもMACDがチャートの形と同じように動いているのが分かると思います。
なのにわざわざMACDを表示させますか?
MACDを使うのは良いですが、
- MACDが何を表しているのか?
- 何の為に使うのか?
その辺りを説明できないのであれば今すぐ使うのはやめましょう。
トレードの判断に迷いが生まれるだけです。
使うとしてもダイバージェンスの判断に使う程度です。
-RSI
RSIはRelative Strength Indexの略で相対力指数と言います。
Strength・力というぐらいなので、
『現在の相場の強さ』を表しています。
RSIがどんなものか説明できますか?
公式は
RSI=N期間の上昇幅/(N期間の上昇幅+N期間の下落幅)
です。
日足に対してデフォルトの設定期間 : 14 で説明すると、
14日間、毎日上昇すればRSIが100になります。
一般的に、RSIが70以上が買われ過ぎ状態。30以下が売られ過ぎ状態と言われ
買われ過ぎからの反転や売られ過ぎからの反転が売買のサインになる。
って言われますが、
全然違います。
2日上げて1日下がるような安定した上昇相場が過去14日間連続して、ようやく60~70程度になります。
↓↓のような1時間足チャート(過去14時間の値動き)で見ても、真ん中のかなり急な上昇で70を少し越えたぐらい。
気になる方は各時間足のRSIを見てもらうと、意外と買われ過ぎや売られ過ぎの状態って少ないことに気付くはずです。
時間足が短くなればRSIの動きは激しくなりますが、
- 1時間足なら過去14時間の値動き。
- 15分足なら過去210分(3.5時間)の値動き
そういった中の一時的な上昇や下落が継続しなければなりません。
RSIは基本的に大きな値にはなりにくいです。
オシレーターはレンジ相場の時に良く機能すると言われますが、
↓↓
30~70の中にいるけど、買われ過ぎや売られ過ぎからの反転は正直良く分かりません。
ある程度連続して急上昇や急下落がなければ、買われ過ぎや売られ過ぎになりません。
RSIはあくまでも『現在の相場の強さ』を表すものです。
じゃあどんな時に70を越えたり、30を下回ったりするか?
さっきも言ったように、急上昇や急下落した場合です。
具体的には、
もみ合い離れのように、レンジからトレンドへ移行する際によく見られます。
あとは、セリングクライマックスやバイイングクライマックスのような、トレンドの最後に見られるような動きの時です。
オシレーターの数値じゃなく、その時の場所をしっかり見て下さいね。
-ストキャスティクス
ストキャスティクスはStochastic Oscillatorの事で、確率論的オシレーターです。
僕はこのストキャスティクスを設定期間20、5、5で使っています。
ストキャスティクスも一般的には
- 80%以上で売り
- 20%以下で買い
が良いとか言われますが、
『絶対にダメ』です。
どのオシレーターにも言える事ですが、○○%以上は買われ過ぎなので売り。○○%以下は売られ過ぎなので買い。
という判断は全く使えません。
↓↓
レンジの場合は若干効いてそうにも見えますが、実際の値動きではシグナル通りにやっても勝てません。
↓↓
トレンド相場の場合なら全くだめです。
結果的に上手く行く所でも、リアルでは
- 損切りはそこに置く?
- エントリー後の逆行に耐えられる?
- 利益確定に根拠はある?
みたいにエントリーがたまたま良かったとしても、目先の金額の変動に耐えられなかったり、利益確定が上手くできず結局損切りになったりなどして、うまく行きません。
ストキャスティクスは
『設定期間の値動きの中で、今現在の価格が下から何%の所にあるのか?』
を表しているものです。
例えば設定期間の中で今現在の価格が一番高ければ100になります。
これは毎日高値を更新する上昇トレンドの場合だと十分あり得ます。
さっきのRSIは80を超えるのはほぼあり得ないような急上昇の時。
でもストキャスティクスは割と当たり前のように80や90という数字になります。
↓↓
RSI
↓↓
ストキャスティクス
このように全然違うのに、Webや書籍でも同じもののように扱われます。
だからこそ、
インジケーターの計算式を覚えて、そのインジケーターが何を表しているのか?
を理解して下さい。
それが分からない間はテクニカル分析が出来ているようになっているつもりなだけです。
いやらしい言い方だけど、使っているものの意味を理解出来なければ、感覚トレーダーの域を出られませんよ。
オシレーターはどう使うのか?
簡単な例を挙げると
ダイバージェンス
こういった状態での買い。上位足が上を向いているなら勝率アップ。
売られ過ぎエリアからの反転で安値が切り上げを確認
こんな状態で買い。
これも上位足が上を向いているならダマシに逢いにくい。
レジサポ転換を確認した後のオシレーターの反転
こんな風に、レジスタンスやサポートを確認した後のオシレーターの反転でのエントリーが基本です。
まとめ
オシレーターの形や数値じゃなく、
使っているオシレーターがどんなものなのか?
どんな場所でサインが出ているのか?
を理解して下さい。
基本はローソク足です。値動きに対してオシレーターがどうなっているのか?
ここを疎かにしないでください。
オシレーターは正しく使えればトレード精度を上げるために役立ちますが、無意味に表示させても良い事は何もありません。
あなたのトレードスタイルは何なのか?
そのスタイルなら、
- どんな相場環境で
- その中のどの部分で
- どんな風にオシレーターが動けば
エントリーを考えるか?
これを頭に入れて取り組んでください。
オシレーターを使うのは、
自分のトレードスタイルを理解して、値動きと向き合えてからだからね。
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コメント
コメント一覧 (2件)
毎日勉強させて頂いてます。ありがとうございます
初心者で、色々知る術が無かった所で出会えた事に大変感謝してます。中々難しいですね
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これからもよろしくお願いします。
こちらこそありがとうございます。出逢いに感謝です!
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