今回の記事ではボリンジャーバンドの「逆張り手法」について検証します。
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エントリー・決済について
エントリー
ボリンジャーバンドの広がり方を気にせず、
+2σタッチ後に陰線が確定したら売りエントリー。
-2σタッチ後に陽線が出たら買いエントリー。
これを繰り返していきます。
決済
+2σで売りエントリー後は、-2σタッチで決済
-2σで買いエントリー後は、+2σタッチで決済
損切りライン
エントリーしたローソク足の少し外側
結果(日足)
検証期間 | 2015.01.01~2019.06.30 |
通貨ペア | ドル円 |
ポジション量 | 損失が資産の2%になるように |
スタート金額 | 約10万円(1000ドル) |
合計利益 | 約32万6800円(3268.59ドル) |
合計損失 | 約29万円(2900.01ドル) |
最大ドローダウン | 約5万9600円(596.61ドル) |
最終利益 | 約3万6800円(368.58ドル) |
終了時金額 | 約13万6800円( 1368.58ドル ) |
プロフィットファクター(トータルの期待値) | 1.13 |
エントリー回数 | 146回 |
勝ち回数 | 47回 |
負け回数 | 99回 |
連続負け回数 | 8連敗 |
勝率 | 32% |
総獲得pips | 1105.8pips |
10万を元に32万プラスになっているのに、損失が29万で、結局トータルでは3万しかプラスになっていません。
資金管理のルールが固まっていないと、損失が積み上がった時に感情的になってしまいます。
資金管理がきちんと出来ていると、自然と利大損小なトレードが出来るので、勝率が低くても大きなマイナスにはなりにくいです。
その上でより無駄なトレードを減らしていけるように、検証の中から機能しやすい相場を理解していきましょう!!
使用時の注意点
-メリット
- エントリー回数は比較的多いので、損切のトレードを極力減らすことで資産を増やせる。
- 損切り幅を極端に狭く出来る。
- エントリー時の目標利益確定幅がかなり広い。
-デメリット
- 発案者のボリンジャーさんは逆張りに使う事は一切述べていません。
- ローソク足確定ごとにバンド幅が変動するので、実際に利益確定をする時には目標よりかなり狭くなる時がある。
- バンドの動きの流れと反対なので、利益が出るまでに時間がかかり、ポジション保有時のストレスも大きくなりやすいです。
もちろん、ボリンジャーバンドが真横を向いている時に関しては勝率が高くなります。
日足以上の大きな流れはレンジである事が多く、±2σで逆張りしてもある程度機能します。
だからボリンジャーバンドは逆張りに使う!とか言われますが、
下位足の勢いを無視したらダメです。
下位足がバンドウォークしている状態で日足の+2σにタッチ。
これでも逆張りしますか?
下位足がまだまだ上昇しようとしているなら、逆張りは危険しかありません!
必ず、方向感を持ってエントリー(大きな流れが上昇局面で、下位足のボリンジャーバンドが真横向きなら、-2σタッチで買いだけを狙う)など、
ボリンジャーバンドの形だけで逆張りを繰り返しても、損切りができず利益を1発で全て無くしてしまう可能性があります!!
大きな逆張りはある程度機能しますが、下位足を無視しないで下さいね。
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