この記事を読めば、トレードの基本である移動平均線の意味、グランビルの法則について学ぶ事が出来ます。
インジケーターの設定期間に悩んでいる方の悩みも解決できます。
グランビルの法則
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グランビルの法則とは
移動平均線を用いた手法で、アメリカのグランビルさんが発案したもので、トレードでエントリーのタイミングを見極めるものになります。
実際のタイミングは図に示しているものになります。
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–「買いのタイミング」
- 移動平均線が水平からやや右上がりの時に ローソク足が移動平均線を下から上に抜ける
- 移動平均線が右上を向いている時にローソク足が移動平均線を下から上に抜ける。
- 移動平均線が右上を向いている時にローソク足が上から下がって、移動平均線で支えられた時。
- 移動平均線が右下を向いている時に移動平均線より大きく下に離れた時。
–「売りのタイミング」
- 移動平均線が水平からやや右下がりの時に ローソク足が移動平均線を上から下に抜ける
- 移動平均線が右下を向いている時にローソク足が移動平均線を上から下に抜ける時。
- 移動平均線が右下を向いている時にローソク足が下から上がって、移動平均線で抑えられた時。
- 移動平均線が右上を向いている時に移動平均線より大きく上に離れた時。
買いのタイミングも、売りのタイミングも、移動平均線から大きく離れた時に反対のポジションを持つ事は、移動平均線の勢いに対して逆らっているので、勝率は低くなります。ご注意下さい。
グランビルの法則が何故機能するのか?
グランビルの法則自体はかなり古いものですが、FX解説のWebサイトや市販の本の多くに書かれています。
それだけ多くの人が意識していて、実際に機能します。
これは相場の原理原則で、多くの人が買えば価格は上がり、売れば価格は下がります。
良く言われるものに、「ゴールデンクロス」や「デッドクロス」があります。
- ゴールデンクロス:ローソク足が移動平均線を下から上に抜ける事。
- デッドクロス:ローソク足が移動平均線を上から下に抜ける事。
これにはどんな意味がありますか?
移動平均線が横ばいの状態(買いたいと考えている人、売りたいと考えている人が釣り合っている状態)
その状態から、ローソク足が上や下に抜いた瞬間に買いと売りのバランスが崩れます。
つまり、平均の値が崩れます。
だからエントリーサインの1つ
になります。
じゃあ、移動平均線が既に上を向いている状態(買いたい人が多い状態)でローソク足が移動平均線を上抜いたらどう思いますか?
簡単ですよね?
買いたい人が多いのか、売りたい人が多いのか?
そのバランスをしっかり考えましょう。
グランビルの法則における移動平均線の期間設定は?
グランビルさんとお会いしたことないんで詳しく知りませんが、発案者のグランビルさんは日々線(短期)と200日移動平均線を使っていたそうです。
ですが、実際はどんな期間でもいいです。
あなた自身がどれぐらいの期間や値幅でトレードするかによって、短期〜長期まで使い分ければ良いです!
一般的に多く言われている設定期間は
- 5日
- 7日
- 10日
- 20日
- 21日
- 25日
- 75日
- 100日
- 120日
- 200日
なので、辺りから選んでおけば無難です。
僕自身は、移動平均線を見る場合、20、80、200の期間設定を使っています。
より多くの人が見ている方が機能しやすいので、一般的な期間を使いましょう。
ただ、移動平均線はあくまで平均値なので、どの期間設定でもある程度は機能します。
一番大切なのは、自分が決めた期間の移動平均線に対して相場がどう動くか。
ここを見極めて下さい!
「この期間設定では機能しない事が多いから、他の期間に変えよう!」
ではなく、
「前にも、この動き方見た!じゃあこの後はこう動くかな?」
という風に、自分の中で決めた事に対してチャートを照らし合わせて、精度をあげましょう!
突き詰める事が一番の近道です^^
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