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移動平均線って?
名前の通り、設定期間に対する終値の平均をとったものです。
何の意味があると思いますか?
- 価格の動きを滑らかにして分かりやすく表示するため
- 現在の価格と移動平均線を比較することで、今の相場は「買いが強いか・売りが強いか?」が分かる
等があります。
買いと売りのバランスが崩れるタイミングがゴールデンクロス・デッドクロスになります。
ただ単にクロスしたからエントリー!ではなく、クロスした事の意味をしっかり考えましょう。
短期・中期・長期3本の移動平均線を用いる場合、
- ローソク足と短期移動平均線のクロス
- ローソク足と中期移動平均線のクロス
- ローソク足と長期移動平均線のクロス
- 短期移動平均線と中期移動平均線のクロス
- 短期移動平均線と長期移動平均線のクロス
- 中期移動平均線と長期移動平均線のクロス
がありますが、あなたのトレードする時間軸に対して有効に反応するものを意識してみて下さい。
エントリーのタイミングは、グランビルの法則について下記の記事をご参照下さい。
移動平均線の種類について
移動平均線には
- 単純移動平均線:Simple Moving Average=SMA
- 加重移動平均線:Weighted Moving Average=WMA
- 指数平滑移動平均線:Exponential Moving Average=EMA
があります。
日本ではSMAが良く使われますが、欧米ではEMAやWMAが多く用いられています。
この辺りは好みで使用して下さい。
-単純移動平均線
設定した期間の合計を設定期間で割ったものになります。
5日移動平均線で考えて、価格を1日前をA、2日前をB、…..5日前をEとすると
(E+D+C+B+A)/5
となります。
非常にシンプルで分かりやすいですが、欠点があります。
- ただ単に設定日数で割るので、直近の値動きを意識していません。
- 設定範囲以外の値動きは含まれない。
この2点はしっかり理解しておいて下さい。
-加重移動平均線
これは単純移動平均線の1の問題点を解決するものです。
5日移動平均線で考えて、価格を1日前をA、2日前をB、…..5日前をEとすると
[(E+(D×2)+(C×3)+(B×4)+(A×5)]/15
となり、より直近の値動きを意識したものになります。
ただし、設定期間以外の値動きは意識されていません。
-指数平滑移動平均線
問題点1と2の両方を解決できるものが指数平滑移動平均線になります。
これは、設定期間の価格をそのまま使うものではなく、EMAの値(平均の値)を使います。
具体的に言うと、
5日指数平滑移動平均線なら、
昨日の(EMA×4)+(今日の価格×2) / 6
となります。
今日の価格に2をかけることで、直近の値動きを意識します。
そして、次の日には今日の値段を含めたものがEMAの価格に含まれます。
これを繰り返す事によって、「設定期間よりも古い価格がEMAの価格に含まれている」ので、全ての値動きを少なからず含めています。
価格を切り捨てる事が無いので、よりリアルな値動きを反映してくれます。
使用時の注意点
まず、インジケーターのベストな設定値を探すのではなく、自分が決めた設定期間のインジケーターに対して相場がどう動くかをしっかり観察して下さい。
このインジケーター、全然使えない!って、すぐ別のインジケーターに手を出さず、1つの事を突き詰めて自分の中で明確な基準を持ちましょう。
それと基本的な事ですが、出来ていない方が多いので伝えておきます。
エントリー時に、
- 移動平均線に傾きがあるかどうか
- 傾きの方向に沿ってトレード
傾きについては意識していても、その方向に沿ってエントリー出来ない人が多い!
チャートを見た時には大きく動いた後で、エントリーが待てずに移動平均線と逆方向にトレードしてしまう。
絶対にダメです!
一時的には戻す事があっても、勢いが無くなるまでは移動平均線の方向に動こうとします。
勢いがある以上、逆方向には伸びにくいので、なかなか利益確定が出来ず結局損切りになります。
トレードではエントリーしたい気持ちを抑えて、「待つ」事が出来る人が勝ち残ります!
自分の分かるところだけを狙いましょうね^ ^
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