RSIの買われ過ぎからの「売り」
売られ過ぎからの「買い」
について検証します。
目次
エントリー・決済について
ポジション量は、エントリー時の損切幅に対して損失が2%になるように設定しています。(総資産が10万円なら、損切が2000円になるように。)
-エントリー
RSIの買われ過ぎからの反転で売りエントリー
売られ過ぎからの反転で買いエントリーとします。
-決済
買いポジションなら、買われ過ぎラインからの反転で決済
売りポジションなら、売られ過ぎラインからの反転で決済
-損切ライン
エントリー時の直近高値や、直近安値の少し外側に設定。
結果(日足)
検証期間 | 2015.01.01~2019.10.25 |
通貨ペア | ドル円 |
ポジション量 | 損失が資産の2%になるように |
スタート金額 | 約10万円(1000ドル) |
合計利益 | 約6万4200円(642.81ドル) |
合計損失 | 約4万1500円(415.0ドル) |
最大ドローダウン | 約3万円(300.72ドル) |
最終利益 | 約2万2700円(227.81ドル) |
終了時金額 | 約12万2700円(1227.81ドル ) |
プロフィットファクター(トータルの期待値) | 1.55 |
エントリー回数 | 25回 |
勝ち回数 | 9回 |
負け回数 | 16回 |
連続負け回数 | 8連敗 |
勝率 | 36% |
総獲得pips | 2049.2pips |
最初の12回は8勝4敗で、資産は1.5倍になりましたが、その後
↓
8連敗
↓
1勝
↓
4連敗
で一気にドローダウンしました。
リスク管理を徹底しているので破産はしていませんが、負けを繰り返すことでヤケを起こしてしまうと、間違いなく破産します。
日足でのトレードは損切り幅が広く、リワードが大きくても利益はわずかです。
大きな資産を持っている人は、資産に対する数%のポジション量で大きく稼げますが、
一般的な個人投資家ではなかなか出来ません。
4時間足や1時間足を基準にトレードする方が、エントリー回数・獲得pipsが多くなるので、小額からでも現実的な運用が出来ます。
使用上の注意点
RSIは買われ過ぎや売られ過ぎを表すものですが、
トレンドが出ている時は
「ずっと買われ過ぎ」、「ずっと売られ過ぎ」の状態になります。
オシレーターを正しく使うためには、まず、
現在の相場がトレンドが出ているか?レンジか?をしっかりと把握したうえで、
どんな相場環境の時の「買われ過ぎ」や「売られ過ぎ」が正しいエントリーのサインになるのか?
これを意識して相場を見てくださいね^^
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