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三角持ち合いってどう使う?年利4000%の手法。

この記事では、三角持ち合いのチャートパターンである

  • ペナント
  • フラッグ
  • ウェッジ
  • アセンディングトライアングル
  • ディセンディングトライアングル

等について

  • 具体的なエントリーポイント
  • トレード精度・勝率を上げるための方法

などについて書いています。

三角持ち合いについて、エントリーのタイミングや使い方に対して悩みを持っているなら解決策が見つかります。

『ペナント』、『フラッグ』などのチャートパターンはFX初心者の本によく書かれていますが、ただ単に「ペナントが見つかったから抜けたら飛び乗ろう!」という根拠だけでは勝率が低く、値幅も狙えず資産が増えません。

三角持ち合いはトレンドの最中に出るものです!

ここでは三角持ち合いのチャートパターンについて、正しく使用するためのヒントをお教えします。

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目次

三角持ち合いって?

三角持ち合いのチャートパターンには

  • ペナント
  • フラッグ
  • ウェッジ
  • アセンディングトライアングル
  • ディセンディングトライアングル

などがあります。

今回はそれらのパターンについての結果を書きますね。

-チャートパターンが形成される理由

三角持ち合いはレンジが進んでいくと形成されます。

レンジの上限で売ったり、下限で買ったりした時どこで利益確定しますか?

レンジが継続するものとして考えると

利益確定は、

レンジ下限で買えばレンジ上限で決済

レンジ上限で売ればレンジ下限で決済

しますよね?

確実に決済しようと思うと、上限や下限の少し手前で決済します。

この繰り返しによって、チャートが進むにつれて少しずつ「高値切り下げや安値切り上げ」が見えて、さらにその手前で確実に決済していきます。

この繰り返しでどんどん値幅が狭まってきます。

三角持合ちいはレンジ中にトレードをする投資家たちの心理が反映されることで出来上がります。

-三角持ち合いの種類

安値が切り上がり高値も切り下がるパターン

どっちに抜けるか分からない。(上位足の方向に抜けたら乗る)


●高値はそのまま、安値は切り上がるパターン。(アセンディングトライアングル)

上に抜けるのがセオリー。


●安値はそのまま、高値は切り下がるパターン(ディセンディングトライアングル)

下に抜けるのがセオリー。


ペナント

上昇型ペナントです。(下降型は反対)

上に抜けるのがセオリー


フラッグ

上昇型です。(下降型は反対)

上に抜けるのがセオリー。

●ウェッジ

上昇型です。(下降型は反対)

上に抜けるのがセオリー。

などがあります。

これらに関しては難しく考える必要はありません。

三角持ち合いはトレンドの最中に出るものです。

トレンドの途中でレンジになったら、そのままの流れの方向に抜ければついていけばいいだけです!!

上昇中なら上に抜けたら買う。下降中なら下に抜けたら売る。これだけです^^

注意点として、「上昇中に下抜けで売らない。」「下降中に上抜けで買わない。」ようにして下さいね。

あくまでもトレンドが継続したら乗っていくように!!分かってても出来ていない人が多いので、絶対にそれまでの流れは守るようにしましょうね^^

エントリー・決済方法について

持ち合い離れに乗るのが基本です。

今回は

『15分足での三角持ち合いを根拠』『1時間足の方向へ向かう波を狙う』事で

  • 損切り幅は15分足
  • 利益確定は1時間足

という風にリワードを上げて行います。

-移動平均線の設定期間

相場の方向感を見るために今回は超短期・短期・中期の単純移動平均線を使います。

設定期間は

  • 超短期移動平均線 : 5(15分足での20期間移動平均線)
  • 短期移動平均線 : 20
  • 中期移動平均線 : 75

としました。

あくまで方向感を見るものなので、EMAやWMAでも大丈夫です。

-エントリー・損切・決済・資金管理について

エントリーは移動平均線に傾きがある状態で行います。短期的なパーフェクトオーダーを確認し、その方向を狙います。

買いの条件は

並び順が上から

  1. ローソク足
  2. 超短期移動平均線
  3. 短期移動平均線
  4. 中期移動平均線

『この状態で上昇ペナントなどの上昇へ転じるパターンを拾います。』

売りの条件は

並び順が下から

  1. ローソク足
  2. 超短期移動平均線
  3. 短期移動平均線
  4. 中期移動平均線

『この状態で下降ペナントなどの下落へ転じるパターンを拾います。』

チャートパターンだけではリスクリワード比を改善できないので、1時間足の方向へ15分足でのチャートパターンを拾うことにします。

-エントリータイミング

●ローソク足が移動平均線の上にあれば、上昇ペナントなどの上昇パターンを狙います。

短期下降トレンドラインを超えたら買いエントリー。


●ローソク足が移動平均線の下にあれば、下降型ペナントなどの下降パターンを狙います。

フラッグによるエントリーポイントをチャートで説明すると、

↑↑のように

  1. 全期間の移動平均線が上を向いたパーフェクトオーダーを確認
  2. 上昇する可能性があるチャートパターン(画像はフラッグ)のブレイクでエントリー

このように、買いの場合は、

「移動平均線が上を向いている状態」

上昇型のペナント、フラッグ、ウェッジ、アセンディングトライアングルなど、上に向かう持ち合いパターンが15分足でブレイクするタイミングでエントリーします。

売りの場合は逆で、下降型のペナント、フラッグ、ウェッジ、ディセンディングトライアングルなど、下に向かう持ち合いパターンが15分足でブレイクするタイミングでエントリーします。

-損切の設定

揉み合いから抜ける直前の高値や安値の少し外側に設定

-決済

超短期移動平均線タッチ。で行います。

また、上昇ダウが継続する度に安値が切り上がると、損切り位置を移動させる事で更にリスクを減らしていきます。

-資金管理

lot数は、損切幅に対して損失が3%になるように設定しました。(総資産が10万円で損切幅が10pipsなら、3万通貨で損失が3000円になるようにします。

損切幅に対して損失を限定すれば、資産は着実に増えるので必ず守って下さい!!

結果

検証期間2019.01.01~2019.12.31までの1年間
通貨ペアドル円
lot数1回の損失が資産の3%になるように
スタート金額10万円
全利益833万4800円
全損失442万2900円
最大ドローダウン 73万2700円
最終利益391万1900円
終了時金額401万1900円
プロフィットファクター(トータルの期待値) 1.91
エントリー回数 280回
勝ち回数147回
負け回数133回
連続負け回数 7連敗
勝率 52.5%
総獲得pips1293.8pips(月平均107.8pips)

見た時間足は1時間足と15分足のみ。1時間足の流れに沿ってトレードを行いました。

結果は、

10万円からスタートして、1年間で約401万円に。(年利約4000%)

最終的な勝率は52.5%で最大で7連敗しています。

FX初心者にとって、「勝率」という要素は大切だと思いますが、

勝率50%を越えてるから2回に1回は勝てる!!

ではありません。

連敗する事を考慮して、資金管理を徹底して下さい。

手法を考える時は、損切りが明確じゃないと全く使えません。利益にばかり目をやらず、トレードそのものを意識して下さいね^^

今回は、ドル円だけでも資産はしっかり増えています。

トレード回数は280回とデイトレードとしては多いです。さらにユーロやポンドなど複数通貨ペアを監視すればさらにトレード回数も増やせるので、さらに効率良く稼げます。

これだけチャンスがあれば、毎日トレードしたい人でも焦らずに待てそうですね。

実際はエントリーの回数よりも、エントリーの精度の方が大切です。

安定的に増やすには、必ず資金管理をして

資産を減らさないようにしながら、利益を積み上げるしかありません!!

絶対に慌てないようにしてね。

まとめ

チャートのフラクタル構造を意識出来れば、15分足や5分足に落とし込み、スキャルピングでも使える手法です。

本来は、

チャートパターンだけの根拠では弱い!!です。当たり前の事ですがトレードで勝つにはエントリーしてから伸びなければいけません。

「あ、持ち合いっぽい!」

↓↓

「離れたからエントリー!」

ではダメです。

  • 逆行した場合はどうするか?
  • 目標とする利益確定位置はどうするか?
  • 利益が伸ばせない時はどうするか?

などを事前に考えて行う必要があります。

根拠はチャートパターンだけではなく、

  • ダウ理論
  • 水平線
  • トレンドライン
  • プライスアクション
  • オシレーター

など、他の根拠と合わせるとさらに勝率が上がります。

-この手法のメリット

  • 年利4000%と高く、手法がシンプルなので初心者でも理解すれば比較的簡単に使える。
  • 移動平均線の方向に向かってトレードするだけなのでエントリーする方向に迷いが無い。
  • 上位足の方向へ向かうチャートパターンなので、伸びるべくして伸びる。
  • 損切りが明確。
  • 損切りを移動させる事でさらに損失を減らせる。

-この手法のデメリット

  • ダブルトップやヘッドアンドショルダーズのように分かりやすい形になりにくい。
  • チャートパターンが出来上がるまでは、どれだけ値動きが大きくてもトレード出来ない。
  • 移動平均線の方向が綺麗に揃うまではダマシの可能性が高い。
  • チャートパターンの認識が人によって違うので、どのチャートパターンが正しいか分かりにくい。
  • 水平線が引けないと目先の値動きでやられることが多い。

など、デメリットも多くあります。

チャートパターン認識の精度によってトレードの成績が変わるので、

初心者でも出来るけど、慣れるまで成績が安定しにくい手法です。

-手法改善のヒント

トレードする人によって考え方が違うので、あなたに合った手法に改善できるよう、いくつかの方法を示します。

目線の決め方を決めておく

狙う方向の決め方には、

ダウ理論やインジケーターなどがありますが、判断基準を常に一定にしておきましょう。

1時間足の移動平均線は上を向いていても、目線は下を向いている時があります。

だからといって、

「今回はインジケーターの方向を狙おう!」とか

「次は目線の方向を狙う!」みたいに

判断基準がブレるとトレードに一貫性が持てなくなり、成績もブレます。

基準は一定にした上で、より多くの人がどっちを狙っているのか?を意識すれば自然と狙う方向は見えてきます。

↓↓目線の固定方法についてはこちら

今回のトレードは移動平均線で狙う方向を決めているので、その方向に沿ったものだけエントリーしています。

例えば、

↑↑こんなチャートがあれば

ローソク足が移動平均線よりも下にある状態で下降型のフラッグのが出現したので、この時点で売りだけを考えます。

実際には上に抜けてこのエントリーは逃しましたが、その後の上昇を確認したらローソク足が移動平均線よりも上に位置して、上昇型のフラッグが出現したので今度は買いでエントリー。

しっかり伸びているのが分かります。

このようにあらかじめ狙う方向を決めておけばチャートパターンの認識がしやすくなり、精度が上がります。

もう1つ!

アセンディングトライアングルっぽくも見えますが、1時間足の方向は「下」です。なので、上昇の可能性があるチャートパターンは無視して下さいね^^

チャートパターンを見つける為のローソク足の本数を一定にする

ローソク足の本数を一定にする?どういうことかと言えば、

↑↑例えばこんなチャートの時、見る本数が違うとチャートの見え方が全然違います。

1.

2.

3.

4.

5.

このように、見方を変えたらチャートパターンが全然違って見えます。なんとなくチャートパターンを探しても全然機能しません。

常に自分の中で『認識の軸』をブラさないように、「見るローソク足の本数」や「時間足」を一定にしましょう!!

どんな時でもルールを決めたら守り抜き、資金管理を徹底すれば資金は増えます。

その中で、

あなたにとって一番わかりやすいものだけを狙うようにしましょう!

まずはチャートを開いてチャートパターンを各時間足で見つけ出し、認識力を高めて下さい。

-勝率を上げる方法

今回は

  • 移動平均線で上位足の方向
  • チャートパターン

といった非常にシンプルな方法でトレードを行いました。

ルールがシンプルだとルールを守りやすくなりますが、やはり勝率が高い方が安心しますよね?

チャートパターンだけでトレードするなら、画像のように

大きなチャートパターンの方向と同じ方向に進む、小さなチャートパターンを拾っていくと、精度が上がり成績が安定します。

一度チャートパターンが見つかれば、より大きな流れでチャートパターンが出来ていないか?探してみて下さい。

もし見つけたパターンよりも大きな流れが反対方向のチャートパターンになっていたらダマシになる可能性が高いです!!

さらに、

チャートパターンが見つかった時に、強いラインで支えられていると凄く伸びます。

エントリーの回数を絞り、こういった水平線を根拠に加えるとトレード回数は減りますが精度が格段に上がります。

損失が怖い人は、こういったパターンだけを狙ってみるのも手ですよ^^

注意すべきこと

どんな手法にも言えますが

  • 『相場のどの部分を狙っているのか?』
  • 『狙えないのはどこか?』

をしっかり理解しておいて下さい。

目の前でレートが大きく動いていたら、

「せっかくのチャンスが…」

って思う気持ちは分かります。

でも、

チャートパターン出てきましたか?

無理矢理チャートパターンらしきものを見つけようとしてませんか?

相場を客観的に分析し、正しくチャートパターンとして認識されるものを見つけた時だけトレードしましょう!

チャンスが来たらガンガン攻めましょう!!

焦ってエントリーしなくても、資金管理を徹底してルールを守ればお金はちゃんと増えるので、狙いを絞る癖を付けて下さいね。

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